使者の黙示録
午後3時には、シスターたちの勉強も終わり

彼女たちが楽しみにしている「おやつの時間」がおとずれる。

食堂に集まり、クッキーをほおばりながら、おしゃべりに花を咲かせる少女たち。


そのまま時間が進み、みんなが口にするクッキーも紅茶もなくなったころ

食堂に1人の女性が入ってくると、その女性が2人の少女に声をかける。


「シスター・マヤ、シスター・メグ」


呼ばれた2人は、声のする方を振り向いた。

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