使者の黙示録
それから10日後――

シスター・マヤとメグの2人は、いつものようにお使いを頼まれ

郵便局での用事も無事に果たして、修道院へ帰ろうとしていた。


この日は、やけに人通りが多い。

アーケードに立ちならぶどの店も

「特売!」、「お買い得!」、「大安売り!」と派手に宣伝をしており

アーケード全体で、何かしらのイベントが行われているようだ。


メグは、落ち着きなく周囲をキョロキョロと見まわしている。

シスター・マヤは、そんなメグの様子がちょっと気になるのだった。

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