狼様の愛のカタチ理論【番外編】
「じゃあ…いく」
「分かりました。ですが、睡眠は大切な時間なんですから、扇李に嫌な時は…なんて言っても彼は聞きませんね」
「あ…は…」
わかってる。さすが左汰
「でも、せめて回数を減らしたほうがよいかと…毎日の頃に比べたら今は数日おきで、ましになりましたが…その分一回の回数が多いのでは?」
「………」
「扇李は自身の欲求が強いかたで、いつも沙優様に負担をかけて…」
「………」
「どうせなら、しばらくはしない方が…沙優様の身体のためにも「さ、左汰っ」」
「はい?」
「わ、わかったから…そ、そんな恥ずかしい事を言わないでよっ」
「……」
左汰の恥ずかしい言葉に、なんか全てを知られてるみたい
いや、知られてるんだろうけど…その事実に肩身がせまく、顔を赤くしながら言うと
彼はため息をはく
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