Caprice―ツンデレ彼氏―

ツンデレ彼氏

翌日の朝。


いつも通りに、教室に行ってみると………教室から大声が聞こえてきた。





「だから、鷹斗くんの所為でもあるでしょ？鷹斗くんが、陽奈にちゃんと好きって言ってないからじゃんか。」



「あーもういい。幸恵、お前と話したって意味ねぇわ。」





あれ？

なんか幸恵と鷹斗、喧嘩してる？



教室の中に入ると、睨み合う幸恵と鷹斗がいた。


うわぁ…二人とも恐い。








「あ、陽奈！おはよ！」



「おはよ、幸恵。どしたの？」



「鷹斗くん、私がせっかく陽奈のためにしてあげたこと、怒ってるし。」



「あ、もしかして昨日のこと？」



「うん。」





あっ。そういえば昨日、鷹斗が幸恵シバくって言ってたな。


このことだったんだ。






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