Caprice―ツンデレ彼氏―
ツンツン彼氏。
し…し………シマウマ
ま…マシンガン
あっ、ひとりしりとりあっけなく終わってしまった。
って、こんな暇つぶししてるの私だけだけどね。
「はーい、ここ次のテストで出しますよ。」
………えぇっ!!
ヤバイッ、聞いてなかった!!
そこから、私はマッハで黒板の板書をした。
「陽奈ー。もう授業終わったのになにやって……って陽奈まだノート書いてたの?」
「うん、そうなのさ。幸恵。」
この子、幸恵。
私の大事な友達なの。
「……てか、なにこれ!ツンツン彼氏って…!」
「ひとりしりとりしてた。暇つぶしに。」
「ツンツン彼氏って、鷹斗くんのこと?」
「うん、だってツンツンじゃん。デレは、たまにしかみれないからね。」
そう。そうなのだ。
鷹斗は、ツン90%でデレが5%で普通が5%なの。
デレなんか極稀にしかみれないからね。
あぁー……なんか、最近わかんないんだよね。
ずっと冷たいから、私の事実は嫌いとかあったりする!?
鷹斗の気持ちが、正直わかんないよ。
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