「あんたはホントに可愛い顔してるわ。羨ましいくらい!
鼻も高いし目も大きいし。

クラスの女の子が、あんたが一番可愛いって話してたらしいわよ」


母は、私に、そう言った。





「あの子はホントに可哀想。」
と、母。


「ブスじゃないけど、鼻と口の造りが悪すぎるのよね。

あんたと取り換えてあげたいわ」


笑いながら、言う母。


それに、妹が、そう?とどうでも良さそうに返していた。





母は私が寝たフリしてると、私の悪口ばかり言ってる。

ああ、面白い。


明日もいい子でいよう。
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