恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】



「珠莉……」



名前を呼ばれて見上げると、キスをされた。



「ひッ…すぃ………ッ」



舌が入ってきて、口内が犯される。


「ん………ッ……あッ」


頭が真っ白になる。
何も考えられない……



「んんッ…………わっ!」



唇を離されたかと思ったら、横向きに抱えられた。

落ちないように、翡翠の首に手を回す。



「翡翠?どこ行くの?」



「黙って……」



そう言われて、またキス。

何度も何度も角度を変えられてキスをされ、そして、気が付けば柔らかい所に降ろされていた。



ベット……?



「珠莉……いいか?」



いいか?って、それって……



「もう……我慢出来ねぇ。
お前の全部が欲しい…」



「翡翠………いいよ……
翡翠になら……何されてもうれしッん……」


また言ってる途中で遮られた。



「そんなこと言って……泣いても知らねぇ……」










< 287 / 431 >

この作品をシェア

pagetop