恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】
「珠莉……」
名前を呼ばれて見上げると、キスをされた。
「ひッ…すぃ………ッ」
舌が入ってきて、口内が犯される。
「ん………ッ……あッ」
頭が真っ白になる。
何も考えられない……
「んんッ…………わっ!」
唇を離されたかと思ったら、横向きに抱えられた。
落ちないように、翡翠の首に手を回す。
「翡翠?どこ行くの?」
「黙って……」
そう言われて、またキス。
何度も何度も角度を変えられてキスをされ、そして、気が付けば柔らかい所に降ろされていた。
ベット……?
「珠莉……いいか?」
いいか?って、それって……
「もう……我慢出来ねぇ。
お前の全部が欲しい…」
「翡翠………いいよ……
翡翠になら……何されてもうれしッん……」
また言ってる途中で遮られた。
「そんなこと言って……泣いても知らねぇ……」