恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】
そう言った俺に珠莉は
「大丈夫だよ?
それにわたし……翡翠にベタ惚れなんだから、離れられないよ」
と、嬉しい言葉をくれた。
「珠莉……お前………」
可愛いこと言うなよ………そんな格好で………
「なあに?」
「よくそんな格好で言えるな。
襲われてぇか?」
「きゃああああ!」
珠莉は裸ってことに気がついて叫んだ。
「翡翠!離して!」
「嫌だ。いい眺めだし」
そう言うと、珠莉は手で身体を隠そうとする。
そうだ………
俺は珠莉を見てニヤリッとした。
「一緒に入るぞ」
「いや!なんで?
恥ずかしい!」
「恥ずかしいってのは好都合だ。
俺の前から勝手に居なくなった罰だからな」
「いやぁ!離して!」
珠莉は嫌がるけど、俺はものすごく楽しい。
「そんなに嫌がってくれると、やり甲斐がある」
「じゃあいやがらない」
「じゃあ一緒に入っても大丈夫だな」
珠莉を抱き寄せたまま下着を脱いだ。