恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】



名前を呼ばれて翡翠を見れば、



「お仕置き………何がいい?」



と、ニヤリ顔。


今雰囲気よかったのに………
なんで壊すの〜?!

しかもお仕置き……忘れてなかったんだ………






「なぁ……何がいい?」



「し、知らない!
そんなの………どうでもいい!」



翡翠のばか!



「言ったからな?」



翡翠はさらに妖艶に笑った。



それから、布団に運ばれて立てなくなるまで愛された。


「ひ…す、ぃ……もう……だめぇ……」



「まだまだ…だ」



「も、やぁ……むり……ッ」



「お仕置きって言っただろ?
やめてって言ってもやめない」



「ひす……いッ……ひ…すぃ……あぁッ」



それからは何度も何度も翡翠の名前を呼んでいたことしか、覚えていない。





結局、わたしが寝かされたのは夜中を過ぎたころだった。













< 366 / 431 >

この作品をシェア

pagetop