恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】
前を見てなかったから、ソファーに引っ掛かり、そのままソファーに倒れ込んだ。
「いたぁ〜……」
「つ〜かま〜えた♪」
そう言って上に被さってきて、手を抑えつけられた。
「どいて下さい!」
「まだそんなこと言ってるの?
こんな状況なのに」
首筋に顔を埋める聖真さん。
「いつ嗅いでもいい匂い♪
でも………」
な、何?
「珠莉ちゃんエッチだね〜。
昨日も黒崎社長とヤッちゃった?
キスマークがいっぱい」
翡翠のばか!
見えるところに付けないでよ………
「俺も付けちゃおうかな〜」
え?いや!
「ダメダメ!やめて!」
「可愛いね〜。
もっといじめたい」
睨んでもダメだ。