恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】



「だけどその話、ムカつくな」



「?なんで?」



「他の男を思い出して寝れないなんて」



何それ?
こっちは真剣なのに……



「珠莉………
今日は誕生日なんだ。
楽しく過ごさなきゃな?」


「楽しく?」



「あぁ、俺が楽しませてやるよ」



ニヤリッと妖艶に笑った翡翠。



「ちょ、ちょっと……待って……んッ」



「待たない………」


あっという間に服を脱がされた。


「あぁ………んッあ」



「他の奴のことなんか考えんな。
俺のことだけ考えろ……」


「ひ、すい………やぁッあ……待って……このまま……?」


わたしはさっきのまま翡翠の上に座っている。



この状態で………?


「いいだろ?珠莉の顔がよく見える」



「やッ…やだぁ……」










< 425 / 431 >

この作品をシェア

pagetop