恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】
「だけどその話、ムカつくな」
「?なんで?」
「他の男を思い出して寝れないなんて」
何それ?
こっちは真剣なのに……
「珠莉………
今日は誕生日なんだ。
楽しく過ごさなきゃな?」
「楽しく?」
「あぁ、俺が楽しませてやるよ」
ニヤリッと妖艶に笑った翡翠。
「ちょ、ちょっと……待って……んッ」
「待たない………」
あっという間に服を脱がされた。
「あぁ………んッあ」
「他の奴のことなんか考えんな。
俺のことだけ考えろ……」
「ひ、すい………やぁッあ……待って……このまま……?」
わたしはさっきのまま翡翠の上に座っている。
この状態で………?
「いいだろ?珠莉の顔がよく見える」
「やッ…やだぁ……」