恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】
「そんな………、人のセッ○スなんて見たことなんか一度もない!!」
翡翠しかいないと思い、大声で恥ずかしいことを叫んでいた。
うん。
一度もない。
一度も………
…………
いや、一度…………だけありました。
「あるよな?」
わたしが思い出したのに気づいたのか、翡翠はニヤリ顔てそう言った。
一昨日、あのお気に入りの場所で………
見ました。
だけど、なんで翡翠が知ってるの?
もしかして………
あの男………
"……ッスイ……あん"
スイって翡翠のスイだったの?