~快感~


自然に
いや、


その男の瞳に
吸い込まれるように

アタシは瞳をそらせず


不自然に
アタシの口が勝手に動いていた



聞けば、
アタシの男の友達だという…


まぁ
アタシの男と言っても
既に別れていたんだけど…


アタシは興味のない振りをして


適当に会話をする…

だけど
アタシの心臓は
動悸が激しくなって

この男から

どうしても


目が離せなかった



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