~快感~


アタシのプライドなんて


まるでなかったかのように…


オトコを道具として見ていた事なんて

まるで他人の記憶のように

アタシはアタシでなくなり

愛して

愛して


とまらなくなってゆき


男の腕に

屈託のない笑顔に

男の胸の中に

躊躇すらせず
堕ちてゆき…


そんな堕ちたアタシもいいんじゃないかと思える程にまで


急激な速度で

男を愛していった



…イヤ、このアタシが

本当のアタシなのかもしれないな…


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