mother









ガンッガンッ



狭い家の玄関扉が乱暴に叩かれる。



その音に反応して身体中に気持ち悪い感覚がはしった。

ゾクリと…。




それでも懲りずに叩かれる扉。



"恐怖"を顔に浮かべたお母さんが人差し指を自分の唇に当てて




『シーッ』



と、アタシと弟に言う。



この状況、いくら大バカの弟でも扉を開けちゃいけない事が分かるんだろう。



両手で口を塞いでいる。




< 15 / 15 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:2

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

人魚姫ソング
hakume/著

総文字数/2,310

恋愛(純愛)21ページ

表紙を見る
きみ想うコロ
hakume/著

総文字数/2,393

恋愛(純愛)21ページ

表紙を見る
愛してました。
hakume/著

総文字数/1,529

恋愛(その他)9ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop