Time after end
…………そうだ
彼は私を信じていてくれる
私はそれに答えなきゃ
自分に…正直にならなくちゃ
「理恵………私は協力できない」
私は理恵にきっぱりと言った
理恵は私の答に驚いているようだった
「…は?いや……うちら友達じゃん?百合はさ、雅君と話さないだけでいいから、ね?」
理恵は私の手を強く握ったが
私はその手をそっと離した
「私も七瀬君の事好きだから…。ごめんなさい、協力できない」
そい言うと理恵は私を睨みつけた
でもその表情はすぐに笑顔へと変わった