その日、地球は滅亡した


3人でなら乗り越えられる気がした。過去を変える事ができたんだから。大きな事を成し遂げた3人は確実に成長していた。

心晴は立ち上がり、未空の手を自然と握る。それを未空も握り返した。



「俺、この先に何があっても未空と慧がいれば大丈夫な気がする。」

「...私も。」

「奇遇だな、俺もだ。」


そう言って、また、笑った。
















___大丈夫。何があっても、俺達なら前に進める。

諦めなければ、きっと道が開かれる。








「大丈夫、だよな。」




未空が良く言っていた言葉を呟けば、彼女は嬉しそうに微笑んだ。












END
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