仔猫を拾った王子様


「嫌な知らせかなーって思っちゃって…」


そっか…こいつの母親、亡くなったんだもんな…。


こういうの、怖いんだよな…。





「大丈夫だ。安心しろ」


「…うん…アタシは大丈夫!」



そして俺達は朝食を食べ終わり、あのテラスへ向かった。



「…足…治ったから、那李、もうアタシを車イスに乗せてくれないもんね…」


「押してもらいたいのか?この俺様がお前のために?」










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