[続]先生の隣で


―成一side―



あの日…


昨日横原先生は一人で
彼氏に電話したことを俺に
報告しようとしたんだ。




―――――――――
――――――



「どうだった??上手くいった?」


梨絵たちを置いて準備室をでて廊下を歩く。



「ううん…ダメでした」


「そっか…」



そしたら横原先生は泣き出した。


なんでこんなことになんだろな…



俺は絶対梨絵とはなれたくない。



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