[続]先生の隣で
俺はどんだけ彼女を苦しめた?
2ヶ月付き合って、ずっと苦しめてたんだ。
「ごめん…やっぱ俺」
「…わかってる。」
「好きになれねぇよ」
これからも梨絵を忘れない。
「うんっ…ッ…」
泣き出して横原先生を抱き締めてやることはできなかった。
服をきて、椅子に座る。
「お茶です…」
「ありがとう」
お互い向かいあって、これからのことを話した。
もっと早く話すべきだったんだ。
そうすればこんなに傷つけることはなかったかも。