[続]先生の隣で


「ッ…」


「なに?痛い!?」


「ちがッ…」




もう忘れたはずだったのに…



目を閉じると私の上にいる人はまさ君で

目を開けると川辺くんがいる



「梨絵…?」


動きをとめて私を抱き締めてくれた。



まさ君っ…


会いたいよ…




溢れる涙をふいてくれる川辺くんは寂しい顔だった。




「梨絵…これからのこと話そう??」


「うん…」



服をきて座った。


「梨絵は誰が好き??」


「……川辺くん…」



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