ストロベリーな君
あうんの呼吸
話しの始まりは、いつもと変わらない3人でお昼ご飯を食べた後だった‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐「はい、俊。お水。」



「サンキュー、若菜。」



隣に座ってる若菜から、ミネラルウォーターのペットボトルを受け取り飲み始める。



その光景を向かいに座ってるミキちゃんが無言で見ていた。



「?ミキちゃん、何かな?」



気になったから聞いてみただけなのに、

俺と目が合ってすぐに顔を赤くして、思い切り手を振りながら下を向くミキちゃん。



その仕草を、俺と若菜は無言で見てた。
たぶんお互いの頭の中に“?マーク”が出てると思うくらい不思議な光景だった。



「ご、ごめん!変な意味で俊君を見てた訳じゃないから!」



何か、ミキちゃんが焦って言えば言うほど、余計“?マーク”が頭の中を埋めつくしてきた。



焦った気持ちを落ち着かせようと、胸に手を当てながらミキちゃんが口を開いた。










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