僕の大切な人





《拓海、昼一緒に食わないか》

《兄貴、話あんなら普通に言ってくれ》

《話あるなんて一言も言ってないぞ》

《兄貴と昼食う時は、必ず話がある時
 話がなきゃ昼食うなんて言い出さない》

《そうだっけかぁ》

《そうなんだよ》

俺は、兄貴からの電話を切った後
社長室に向かった。



「副社長、いかがされました」

「兄貴に呼ばれてね」

「そうでしたか」

「俺の事は気にしないでくれ」

「分かりました」

俺は、社長室のドアを開け入り
すぐ横のドアを開けた

「拓海、待ってたよ」

「話の前に、昼飯」

「カレーなんだ、愛美が作ってくれたんだ」

「そうか」

俺達は、義姉さんの作ったカレーを食べた。



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