僕の大切な人




 バンッ!!



「渚、蓮のヤツ拓海を怒らせるような
内容のこと書いたみたいだな」

「そうみたいだね」

「おすすめコーヒー持って話聞きに行こうか」

「分かった」

俺達は、コーヒーを持って
拓海が座っているところへ向かった。


「・・・」

「コーヒー飲んで少し落ち着け」

「・・・」

「その様子だと、蓮君は拓海君を
怒らせるような事を書いてあったんですね」


俺は、蓮の手紙を2人に渡した

「これって…」

「蓮は、離れてる2年の間に
俺が、他の誰かに心惹かれると思ってんだな」



< 98 / 193 >

この作品をシェア

pagetop