トゲ病
「あれ、美佳じゃない?美佳だよね?」 突然知らない女に話し掛けられた 「ちょっとー、誰ぇ?」 サトエが間に入ってきた 「どきな!」 美佳はサトエの肩を押して、その人の前へ立った 「ちょっ、ミンミィ!何すんだよっ?知ってんのかよ?」 美佳はサトエを見ずにこう言った 「あぁ、知ってるよ………………よく知ってるよ。あたしの大切な仲間……大切な友達……。そうですよね、真実先輩!」