衝き破れ!演劇部2011
「アレ~、ワンの野郎まだじゃあねーか。じゃあちょいと殺しに行くかな?」
ダダダダァーッ
「恵里菜!ヤツは私が何とかすっから恵里菜はソイツを!」
「わかった!」
「ウキョロロロォ~ン。お前は災難だなぁあぁ。私が相手なんだからな。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
「なに?」
「お前は腐乱して死ぬのだ私のこの緑日殺紛(ぐりぃいんでい)でな!」
キュラララララ
「死ね!」
ブシャアァーッ
こ、これは!カビ!?
「この化神は出したカビに触れたモノをカビに感染させ命を食い尽くす!」
ゾポッゾポポポポ・・・
「貴様の命は保ってあと2分ほどだ!それで貴様の命は終りだ!そこに転がってる連中のようになぁ!」
グッ!カ、カビが!カビがぁ!!
「そうだ!恐怖で引きつった顔を私に見せろォ!!」
まずいな、あと2分でヤツを倒さなきゃあいけないか。なら!
ギャォーン
「無・・・」
ピタァッ
「おーっと、攻撃出来ないよなぁ?これじゃあよ!」
ニヤァーッ
コ、コイツ!
「いや~、もしもの時のためにコイツらを用意しといて助かった。」
なんてことを!
「知らないなら教えてあげるよ。私の化神が出すカビは相手を殺すだけのモノじゃあない、吸ったモノを操れるカビも出せるんだよ。つまり道端で吸わせたコイツらを私は盾として操る。つまり貴様は市民を攻撃出来ずにカビに食われて死ぬ!コイツら市民もカビで死ぬ!!ヒャァーッハッハッハッハァー!!!」
「お前、そこを動かずおとなしくしてろ。そしたら何もしない。」
恵里菜。
うん、エリーが思ったようにやって。今!それが正しいやり方だと思う。
「スーパーノイジーノヴァ・ザ・ワールド!!」
ドオォーン
停止時間5秒!
ズンッズン
「無駄ァ!」
グシャアッ
「そして時は動き出す。」
グッシュウーッ
「うげェ!頭が!頭が!!約束が違うじゃあねえか!おとなしくしてりゃあ何もしないって!」
「自分を知れ。そんな美味しい話が、あると思うのか?お前のような人間に。」
「なんてヒドい野・・・」
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