衝き破れ!演劇部2011
「天空鍛冶屋V3!!出撃!!!」
バッ ブゥーン
「隊長が化神を出したぞ!我々には見えないが出したぞ!」
「いや、私には見える!隊長ほどの性能はないが私も化神使いなのだ!我々も化神を使い隊長と共に連中を駆逐するんだッ!」
バギョンッ




チィッ!思った以上の数だッ!
バッバッバッ
ズダダダァz_ン
「―?隊長何だって投げ付けたビンに銃弾を撃ち込んだんだ?」
天空鍛冶屋V3、能力発動!チッソを素材に戦車6輛、歩兵50名、トムキャット戦闘機16機を生産!
バァアーン
「なんだと!?大量の兵器が一瞬で生産されただと!?」
バァ―z_ン
「全隊攻撃開始!手当たり次第五角セクタァを殲滅せよ。」



「ミ、ミスター!我が軍の戦力がかなりダウンしています!」
「私に任せておきなさい!」




「ん?そこのサングラスにシルクハットの貴殿、僕の名は神聖防衛隊壱番隊隊長出浦誠士郎。貴殿がこの五角の軍のボスかね?」
グググ
ドドドド
「いかにも。私の名はこの軍を率いるミスター・ベンと申します。」
ドドドド
「いやぁ神聖防衛隊はやりますねぇ。まさか開戦からわずか2分で我が戦力がほぼ半減させるとは。」
「お褒めに預かり光栄だ。」
「いえいえとんでもない。しかし神聖防衛隊とは戦う時には隊長は前線で戦いながら指揮を執るのがスタンダードですかねぇ?」
「いや、スタンダードじゃあないかな。これは僕の持論でね、『上に立つ者が先に立たねば誰も後には続かない、部下を友とし信頼するがために部下に背中を預ける者は栄光を手にする!すなわち隊長などの隊を預かる者は後ろに控えふん反り返り指図するだけで高く安全な場所から動かぬ者に従う者は戦いがわかる訳もなく部下を多く失い敗北の危険もはらんでいる!何故なら前線の戦況が届くまで、そして指揮が全体に伝わるにはタイムラグがありそのタイムラグがまず問題である。そして高く安全な場所にふん反り返る無能な指揮官に死地へ送られた者は死に物狂いで戦うがそこには信頼が伴わぬため本来以上の力を出せない!だが自ら前線に立ちそこから指揮を執る者は常に前線を把握しておりより優れた指揮を執ることができる!また部下を友と信じ背中を託すことにより部下はその信頼に答えるべく本来以上の力を出せる!故に負けはないッ!!』」
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