衝き破れ！演劇部2011

｢いくで！これがウワサの！｣
｢ライトニングボイスだ！！！｣
ドワアァァッ
｢グッ！ならば！フルパワーサンダーシールド！！｣
ババリィッ
ブゥホオォーン
｢きいたかな？｣
｢破壊されたんとちゃうん？｣
シュウゥゥゥゥ
｢やるじゃあないか！武御雷にここまでダメージを与えるとは！雷を相殺しながら吸い取らなかったら、やられてた！｣
大ダメージしか与えられんかったか！破壊できたらと思ったが、向こうもやるってぇとこかしら！
｢寅珠！もっかいやろう！｣
｢アカン！あの技は反響電猫V3へのダメージが大きすぎて1度の戦闘で1回しか使えへん！そらあ雷夏もよう知っとるやろ！｣
｢だがここで武御雷をやらなかったら後々大変じゃあないの！反響電猫V3が最悪破壊されてもなんとか倒さないと！そう思う！｣
｢アホか雷夏！破壊となるとダメージフィードバックの強力なのが来るでしょ！｣
｢武御雷相手じゃあ無傷で勝利はできんでしょ、なら私があえて！｣
雷夏が自己犠牲を！武御雷が強いのは知ってるが雷夏が自己犠牲してでも勝利をってどんだけ強いんだよ！だがそんなことはさせない、自己犠牲なんて所詮はつまんない自己満足なんだ！だから自己犠牲は嫌いだ！
｢なにアホ言うてんねん！誰も欠けることなく武御雷を倒すんがベストや！今やられたらしばらく雷夏は前線に出れへん！そないなったら戦力は落ちるしウチらがこまんねん！｣
寅珠が珍しくいいこと言うじゃあないか！確かにそうだ！だがヤツに勝つにはあな能力を何とかしなきゃあなんないな。だがあのあんな強力な技を多く持ってるってぇことはまさか・・・！だがもしそうなら多少のリスクは伴うが確実に仕留められるか！
｢雷夏！弥宵！寅珠！勝つためにちょいと付き合って！｣
｢｢｢よしきた！｣｣｣
さっき構築した戦術が吉と出るか凶と出るか・・・！