衝き破れ!演劇部2011
ゾボボボボボボボボ
ヤツが持っていたチップから大量の魂が抜け出た!ヤツが敗北するとそれに連動して魂が抜ける仕組みになっていたのか!
「た、隊長!おれ助かりましたよ!」
「ああ!・・・良かった!あのはったりがなければ・・・僕も、仲間の全てもやられていた・・・」
「隊長・・・。」



「ミスターが、ミスター・ベンが意識不明だッ!」

「さあどうする?ボス不在でも戦うか?それとも降伏するか?僕らは両者だろうと構わないよ。」
「どうるすっかだと?決まっている!降伏だ!ミスターがあの提案で挑んだ以上、我々もそれに従う義務がある!さあ!好きにするがいい!」
「ならば僕らも何もしない。だがミスターが言った通り我々との戦いには一切関与するなよな!」
クルッ
「さあ、帰るぞ!」
「しかし隊長!」
「ここにいる五角セクタァの軍は殲滅した、我々の目の前にいるのはネアポリス観光に来たご一行様だ。彼らに帰るための舟を用意を頼む。」
藤林杏香、君ならこんな時はニカッと笑いながら言ったんだろうな。好きにしていいなら仲間になれ!私はその意気が気に入ったんだ!つべこべ言わず私の仲間になれ!とな。そこが君の素晴らしさなんだろう、だが僕は不器用な男だからそうしたくてもできないもんさ。ただ、今できるのは彼らの帰路の安全を祈ること、そして五角を倒し本来の世界の美しさを取り戻すための戦いを行うことだけだ!
「隊長!総隊長殿から指令が来ました!壱番隊は日本へ行きホーリーロード代表藤林元防衛大臣のもとで戦闘を行え。と」
総隊長殿がそんな指示を?何かある。まさか連中は日本に主力を送り込んでおりそれを駆逐するために日本へ戻り戦えと指示を出したのだろう。ならばこの突然の指令にも合点がいく。
「諸君聞いての通りだ。我々は日本へ経つ。明日夜7時、ヴァチカンの空港に集合せよ!では解散!」
しかし懐かしの日本か、待っていてくれよみんな、僕もそっちに向かいみんなの力になろう!
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