衝き破れ!演劇部2011
バロロォーッ
「なぁ?なんだってオレがアマノミカド攻略戦に参加できずにこんなつまんない任務せにゃあならんのだ?」
「つまんない任務とか言うもんじゃあない、正直今俺とお前でやる任務は大事だと思うがな。」
「そうか?ただ空港で三大陣営のトップのお出迎えするだけじゃあねぇか。そんなのお前だけで済ませらんねぇのかね?」
「あのなあ、お前はアホか?お前は幹部だろ。他陣営のトップが来るとき出迎えにはトップか幹部がやんのが相場だ。」
「んなこたぁわかってるがよ、何でオレなんだっちゅーことだろーがよ。おめーも幹部だろ?」
「そりゃあお前が立候補したからだろうが」
したっけそんなこと・・・あ~そーいや言ったな。ウチの組織の精鋭連れてくるついでに出迎えするとか!
「やっと思い出したか。」
チキショ~なんだってあんなこと言っちまったんだよ!これじゃあ

ズドゥーン
キキイーッ
のわッ!
ベスン
「どーしたんだ!何で行きなり止まってんだ!」
「前見えねーのか?」
アァ?前に誰かいるな。だがあのマヌケ面どっかで・・・
「アイツらまさか!」
「そうだ、さっきこの車に攻撃してきた連中だ。」
「おいストラーダ、連中化神使いか?」
「間違いなかろう。」
そうか、ならブッ殺しても問題ねーな。・・・!やっぱヤツか!
「お久しぶりだねボス」
「オメー何故ここに!」
「聖帝からの指示でね、ここでボス、アンタを殺せって。」
なんだってこんなのをよこしたんだ聖帝は!だがやるっきゃあねぇか。
「ストラーダ、オメーそっちのマッチョでもやっとけや。」
「しゃーねー、やってやる!お前その裏切り者で殺るんだな。」
言われずとも殺るさ。
「おいアンタ!行きなり道路に他って爆発とか危ないじゃあないか!しかも買ったばかりの車が壊れたじゃあないか!」
「おいお前!ソイツから離れ」「邪魔だ虫けらめ。」
ズシャアッ
な・・・なん・・・だと
「キャァ~ッ!!あなた!あなたァ~ッ!!!」「パパ!パパ~ッ!!!」
「あ~も~うっさいなァ、死んじまえよ。」
ズギュズギュゥン
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