オオカミ達との暮らし方。


「えーと。俺はここの学校の教師の加藤だ。よろしくな」


いや、自己紹介とか別にいらんわ。

てゆーか、妙に態度変わってるしw


「で、女子寮はどこに?」

「だから、ないっていってんじゃん」


お前・・・。ほんとに教師か?


もういいや。先生って呼ばない。

今度から加藤って呼んでやる。


「じゃぁ・・・。あたしにどうやって学校生活を送れと?」

「んー・・・」


加藤は、しばらく考え込む様子を見せていた。


「そうだ、男子寮にはいっ「却下です」

無理でしょ。
女子が男子寮とか無理だって。
絶対無理だって。

そもそも教師が言うことじゃないでしょ。


「も~。じゃぁどうしろってんだよ。わがままだな」


ええええええええええええ?!


「じゃぁ、どうする?」

「・・・・・・・・・」


何も浮かばない。

このまま男子寮に入るしかないのか・・・。


「・・・分かりました・・・・・・」

渋々と了解した。


「でも、髪とかはどうすれば・・・」

そうすると、加藤は向こう側を指さして一言。


「100均にでも行って来い」

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