オオカミ達との暮らし方。
加藤に言われた通り、あたしは近所の100均にいた。


「んだよ・・・。加藤め」


ぶつぶつと独り言を言いながら あたしはカツラなどを必死になってかごに詰め込んでいた。





「買っでぎまじたよぉ・・・。」

息を切らしながら加藤に報告しに行った。


「うん。おめでとう。じゃぁ、それつけて行け」

はぁ・・・。このマイペース教師が。


「では、健闘を祈る!!」

そう言い残し、去って行ってしまった。


「はぁ・・・・・・?」


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