Special Ability


そして顔を近づけた。
そしてジーッと見た。



何よ…
人の顔ジロジロ見て。





「何?」って言おうとした時だった、

「へー、笑ったら可愛いじゃん」

フッと笑われた。



いきなりそれ言う?


別にお世辞だと思うからいいけど。


「あーそれはどうもー(棒読み)」

「棒読みすんなよっ!
じゃ、俺らも行くか!」

「行くって仕事?
私何か知らないけど」

「あ~そうだっけ?
説明するよ」


それから数分会長の説明を受けた。



この地球には何万人もの特殊能力者がいて、
18歳になるとここは卒業だから
大人で特殊能力を持ってる人は普通に暮らしている。
特殊能力を使えるため特殊能力を使った悪さをする人たちを
倒してるらしい。


倒すって言っても気を失わせて
アビリティ学園の中にある警察署に入れられるだけらしいけど。


アビリティ学園は特殊能力を持ってる人のみ入れるから、
そこで働いている人たちも全員特殊能力を持ってるから
特殊能力で悪さをしている人たちを捕獲する警察署だってあるらしい。


私はまだ見たことないんだけど、
そこも生徒会のメンバーしか近寄れないらしい。


アビリティ学園の生徒会は普通の学校とは全く違うと言うことが分かった。



悪い人を知らないところで倒す正義の味方的存在だそうです。




そこに私も入れられたって訳。


私は無効能力もあるし、有利なんだけどね。
多分それで入れたんじゃないかと思う。


今度何で入れたか美玲に聞いてみよう。



< 10 / 24 >

この作品をシェア

pagetop