Special Ability


私と会長は現場に向かう。


「よーし、ここだ。
ほら…あそこにいるだろ?」


陰からソッと見ると、男がいた。


あれは山下先輩…?
それに美玲も。

みんないた。


「会長、みんないるけど…」

「そりゃ攻撃しないといけねーしな!
俺らも行くぞ!!」


私たちも参戦した。



男は周りを見て「クッソ」と言った


「フンッ、俺はあんな警察署に入れられるなんて真っ平ごめんだぜ。
お前らみたいな奴に俺が倒せると思ってんのか!?」


この男かなり強気。

会長も鼻で笑った。


私は分からないので黙っている。


「あのさぁ、何言っちゃってんの?
倒せるに決まってんじゃん♪」

フフンッと余裕そうに言う会長。


まぁ
この男全然強そうじゃないけど。


「会長言ってくれるじゃん?
なんなら私1人で倒したいんだけど」

「おいおい崎田、それはないだろ~(笑)」

崎田さんがこっちを睨んでくる。



いやいや、


何で私を睨むんですか…。



逆におかしいでしょ。


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