Special Ability

そんなぺろぺろキャンディー食べて
ご機嫌になっちゃって、
本当可愛いんだけど。



子供って単純だからだけどさ!


「あの…
蒼生ちゃん…大丈夫?」

「…ごめん、本性発揮していい?」

「え?うん…?」


私はゆうくんを抱っこする。


「超可愛い!
何この子!やばい!
可愛すぎる…
今日からこの子と住めるなんて幸せ…///」

なぜか
無我夢中で言ってしまいました(汗)


ゆうくんは無視して
ペロペロキャンディー舐めて、

美玲は唖然としてて、

私はキュンキュンで、


この部屋おかしいんじゃないか?

って思うぐらいのオーラです(笑)


「蒼生ちゃん…直ってなかったの?(笑)」

「もちろん!
ま~美玲が転校したあとは
ずっと1人だったから、
美玲に言われたとおりクールにいたけど?(笑)」


そうなんです。
私がクールにいたのは美玲が言ったから。


転校する前に、

『蒼生ちゃんはクールもあってると思うの!
そうだ!1回クールで過ごしてみてよ!
ね?いいでしょ?』

って言われて1日だけしたら

『すっごくいいよ!
ずっとそれでも全然いいって!』

って…


それからずっとだった。


そういえば美玲のせいでこんなことになったんだなって
今思い出したよ(笑)


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