Special Ability


何だろうか、


本当に疲れた気がする。



「疲れた」

「ん?ここで寝たら?」

と美玲が言った


いやいや
ダメでしょ。



でも眠いかも。

「いいの?」

「いいよ?ここは何でもアリの部屋だから(笑)
先生も入って来れないの~♪」

「へ~、いい場所じゃん」

先生がここに入って来れないとか珍しい学校だな。


ま、
ここは普通の学校じゃないからね。



その時だった。



ブーブー


大きな音が鳴った。


「あ、仕事!」

「仕事?」

「生徒会のメンバーには仕事があたるんだよ!
今から生徒会のメンバー集まるから、
メンバー紹介するね?」

美玲はニコッと笑う。


何でこんなに可愛いんだろうか。




美玲はいつもそうだった。
保育園の時からモテモテだったっけ?


フワフワしてるし、天然だからね…
まー惚れる男は惚れるか。



そういえば、
メンバーって何人ぐらいなんだろう


< 6 / 24 >

この作品をシェア

pagetop