その男、危険人物にて要注意!!




パソコンの画面を睨みつけているような人が…… 店長さん?


「俺が少しやるんでお願いします」


「んー、そうかー? なら、頼んだ!!

…… んで、その女の子はなに? 新しいバイト希望なんてあったか?」


「違います。 この子は俺の彼女です。 ちよっと訳あるんで、店長、邪魔」


ちょっ、松田さん!!

仮にも店長ですよね?

その店長に向かって“邪魔”って…… 松田さんの上司の方なのにー。


「あっ、その子が」


「そうです。 だから、邪魔」


「はいはい。 じゃあ、ゆっくりなー」


パソコンから立ち上がった店長さんは、あたしの頭をポンポンって叩いて出ていった。


「さて、紗雪ちゃんはここ座って」


松田さんはさっきまで店長さんが座っていたたこの横にあたし用のイスを用意して、そこに座るように促す。

ちょこんと、そこに座った。


「珍しいね、紗雪ちゃんがここのコンビニに来るなんて」


「今日、お姉ちゃんが遅いんです」


さっきまでの店長さんの、続きかな?

松田さんはパソコンを打ちながらあたしと話す。




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