ここにある
今まで、自分の胸の奥にあった、誰ともかかわりたくないという感情。

その定義をぶち壊してでも、詩音に近づきたい一心で、知らず知らずのうちに自分を変えてきた。


その気持ちを、詩音は理解してくれない。

寂しくて

悲しくて


情けない…

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