ここにある
自分の存在をもてあまし、投げやりにしていた頃より
はるかに、むなしい。
そして、知りたいことを知ろうとせず、立ち止まっている詩音に
あたしは、自分の姿を重ね、どうしようもない、いきどおりに身を支配された。
はるかに、むなしい。
そして、知りたいことを知ろうとせず、立ち止まっている詩音に
あたしは、自分の姿を重ね、どうしようもない、いきどおりに身を支配された。