ここにある
団地の敷地内へ入ると、日曜の午後ということで、多くの人が行き交っていた。

あたしは、少し寒くなった秋風に、ブレザーの袖を引っ張りながら

詩音と待ち合わせをしている『ドムズ』へ急いだ。


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