ここにある
不思議な響きの言葉だと思った。

もっと聞きたくなるような深い言葉。

彼の言葉にじっと耳を傾けていると


「ごめん!」

突然、勢いよく手を打ち合わせ、彼は思いっきり頭をさげた。


「はい?」

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