恋という名の物語 完
今日は卒業式・・・こことも別れ、あいつとも・・・・
「亜矢兎先輩~」
俺を呼んだのは待ち焦がれてたあいつ
「翼!」
俺もあいつの名を呼ぶ
「先輩、卒業おめでとうございます!オレ・・・これからさびしくなります・・」
そんなこと言わないでくれ
「俺も同じだ」
「先輩」
「ん?」
「オレ、先輩と同じ高校行きます!」
「!!でもあっこはレベルが高いぞ?」
俺のいる県でいちばんの高校
「そのために俺に勉強教えてください!オレ、そこまで頭悪くないから、頑張ればいけます!!」
「ふっ、わかった。俺がみっちりしごいてやる!」
そう言うとあいつは満面の笑みを浮かべた
「ありがとうございます!オレ、絶対受かって見せます!!!」
「そだ、今から俺が言うこと、絶対に高校受かって俺に答えを言いに来い、いいな?」
「?はい」
「(ボソ)好きだ。
ンじゃ、待ってるぜ」
「////はい」
オレはお前の目標として、先輩として、追いかけられるものとして
前に進もう
だから、お前も前に進め・・・