憧れの彼と恋する方法

やっぱお店じゃないんだ…。


そう思い再び扉に手を掛けた時、先程までは感じられなかった気配をなんとなく背後に感じた。


恐る恐る振り返る…。


すると、さっきまでは誰も座っていなかったはずのあの椅子に誰かが座っている。



「………!!?」


おばさん?

でもお婆さんの様にも見えるし。

っていうか、見方によっては若く見えない事もない。



「誰がお婆さんだって!?
あんた失礼だね!!」


「へっ??」


思わず裏返ってしまい、間が抜けた声。




この人は…

いったい何者?

< 14 / 244 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop