憧れの彼と恋する方法
予定を大幅に変更してスタジオでの撮影。
雨が上がる気配が全く無かったので、夕方18時に撮影を終えた私は雨の中帰宅をした。
家に帰ってから久し振りに部屋の掃除をしていると、インターホンが鳴った。
「舞美かな?」
リビングにあるインターホンを取る。
「はい?」
「あ…俺、竜司です」
へっ?
りゅ、竜司くん?
なんで?どうして?
ありえない、あえりえない!
まさか…また舞美の仕業か…?