憧れの彼と恋する方法


あれから2週間、とにかく仕事だけに集中してきた。


それに色んな人と会話をしていくうちに、周りの人とのコミュニケーションも取れるようになっていた。



「由希ちゃん、今日は早く終わりそうだからあと少し頑張ってね」


「あ、はい!ありがとうございます」


そう話しかけてきたのは、昔からこの世界で活躍している凄腕のベテランヘアメイクの桜井さん。


無我夢中で頑張る私の事を気に入ってくれたみたいで、こうやって声を掛けてくれるようになった。


桜井さんの後ろを歩いてる若い女の子は、確かアシスタントとしてバイトで働いている沙羅ちゃんだったかな?


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