眠り姫はひだまりで


「んー?んや、いいよ」


なんて言って、純くんもこの距離を縮めようとしない。

それはそれで、なんだか…私を避けてる気がして…


ってゆーか、ソレ絶対私に遠慮してるでしょぉ!


あぁぁ………

唯一事情を知ってるミオが、私を慰めてくれるんだけど。

なんだか、私ばかりと話してるから、隣の裕也くんが少し可哀想。

うう。

ここは、もしかしたらの親友の彼氏候補さんのためにも、元気出さなきゃ。

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