眠り姫はひだまりで

「なんで枕……っ…」

「…色葉には、これしか思いつかなかった」

あはは、と大和が笑う。

女の子達が、ぽかんと枕を見てるけど、私は手にしたプレゼントに震えていた。


「…こ、これ、私が欲しかったやつだよぉ…」


密かに、いいなぁと思ってた枕。

これで寝たら、どんなに気持ちよく寝れるだろうと…!


「あ、そうなの?よかった」

「ありがとーっ」

さすが大和!

私のことよくわかってる…!



< 307 / 587 >

この作品をシェア

pagetop