眠り姫はひだまりで


「それはよかった」

「うん!ありがとう、ホントに!」


大和の誕生日は来年だから、しっかり考えておかないと!

大和と話していたら、先生が息を切らして教室へ入ってきた。


「…す、すみませんっ」


だいぶなおじさん先生である岩田先生は、抱えていた荷物をどさっと教卓におく。

みんな、おしゃべりをやめて、あはは、と笑った。



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