信じてついていく…
「オレイタズラする程暇じゃね~し…」

「ですよね…なぜ私なのか…」



吸ってたタバコを消して…

「あのさ…つき合わね?」


「どこにですか?」

目をまん丸にして答えた



「バカか…。違うよ。オレとつき合わねえかってきいたの」

びっくりして、窓で頭を打った


「痛いっっっ」


「何してんだよ…」

瑠はそっと近づき私の頭を撫でた


「すみません」


「オレの事嫌い?」

「…好きも嫌いも…何も知らないし…」

うつむきながら、顔を赤らめ答えた


「じゃあ、オレを好きにさせるからさ、好きになったら付き合って」


「……」


「やだ?」


少したって


「色んな人に言ってるんでしょう?」


「言う訳ない…そこまで暇じゃない」

「信用していいんですか?」


「まぁみてて。だんだんオレを知ってよ」


なんか…いい人なのか悪い人なのか…分からない…


ただ私の中で動き始めたのは…なぜか分からないが、瑠を信じたい気持ちがいっぱいだった



「分かりました。付き合います」
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