俺様彼氏の説明書



でもそれが原因で浮気?


「それじゃあ…あんまりでしょ…」


私は誰に言うでもなくテレビを睨み付けながら呟いた



ピンポーン━━━━━━━━━━━‥‥‥……



え?


突然の来客を知らせるインターフォンの音で、机に突っ伏していた顔を上げる



そして私は慌てて時計を見上げた



現在、午後の8時を過ぎたところ



こんな時間に誰?



怖いんだけど…



私は恐る恐る玄関に行って覗き穴を覗くと



そこにはまさかの人が立っていてビックリしてドアを勢いよく開けた



ガチャ━━━…!!


「斗真くん!?」



そこには不機嫌そうな斗真くんが立っていた





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